脱毛サロンに行く前は「ムダ毛を1〜2mm残して」自己処理をしておこう!
脱毛サロンでは、ムダ毛が1〜2mm残っている方が効果的な施術ができます。
その理由は、「毛根まで光がしっかり届き、処理漏れの毛が少なくなるから」なんです。
剃り過ぎると皮膚に向かって、
長すぎると毛の先に向かって光が分散するため、毛根まで熱が届きません。
また、ある程度ムダ毛が見えていないと、エステティシャンが“どの部分”を“どのくらいの強さ”で施術すればいいのか?が分からず脱毛の効率が悪くなってしまいます。
施術を受ける1〜2日前に剃っておくと、サロンに行った時には最適な長さになっているので、自己処理をするタイミングの目安として覚えておきましょう。
ただ、処理方法を間違えると施術してもらえないケースがあります。
どんな自己処理が良いのか?を下の項目で詳しく説明するのでチェックしてくださいね。
自己処理には顔用電気シェーバーが最適!
カミソリや毛抜きを使った自己処理は、お肌を傷つける危険性があるので、絶対にしてはいけません。
脱毛サロンは、お肌に傷やできものがあるとその部分を避けて施術しますが、後日補てんをしてくれないので、お肌に優しい「電気シェーバー」を使って自己処理すべきです。
肌への負担を考えると、顔用の電気シェーバーが好ましい(パナソニックのフェリエ[フェイス用]が人気!)ですね。
ボディー用の電気シェーバーも肌に優しいですが、敏感肌の人が使うと赤みが出るので、万全の状態でサロンに行くためにも顔用を使いましょう。
自己処理方法のメリットとデメリット
自己処理方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
電気シェーバー [フェイス用] |
肌荒れしない 痛くない |
なし |
カミソリ | 安い | 切り傷ができる 必要な角質まで削る 乾燥肌になる |
毛抜き | 安い | 痛い 毛穴が広がる 埋没毛になる(※) |
脱毛テープ | なし | 痛い 乾燥肌になる 繰り返すと黒ずむ |
※埋没毛とは、皮膚の中に毛が埋もれてしまう現象です。
毛を引っ張った時に途中でちぎれると埋没毛になり、皮膚の中で伸び続けるため見た目が良くありません。
ムダ毛を1〜2mm残しておくためにも、
施術1〜2日前に、顔用の電動シェーバーを使うのがベスト!
VIOラインの自己処理ってどの程度すればいいの?
VIOラインも他の部位と同じく、1〜2mm残した自己処理が一番ですが、Vラインは「全処理」「長方形」「逆三角形」「タマゴ型」「ハート型」と種類が多いので、まずは仕上がりの形を決めて不要な部分だけ自己処理してください。
細かい作業が苦手な人は、ラヴィアの“アンダースタイルガイド”を使うと失敗しないから良いですよ。
IラインとOラインは、ツルツルにしたい人がほとんどだと思うので、形を気にせず処理しましょう。
ただ、この部位の自己処理は難易度が高く失敗しやすいので要注意!
少しでも手元が狂うと大切な部分に傷がついてしまうので、無理をせずに脱毛サロンのシェービングサービスを利用してください。
「うなじ」や「背中」の自己処理はどうすればいいの?
うなじは鏡を見ながら処理できなくは無いですが「剃りすぎて生え際が変な形になった…」という失敗談をよく耳にします。
ヘアースタイルにも影響を及ぼすので、うなじの自己処理はしない方がいいですね。
また、背中の一部(肩甲骨の下や腰)も、シェーバーが届くので頑張って自己処理する人が多いですが、背中にある全ての毛は処理できないものです。少しでも剃り残しがあると、施術前のチェックで”自己処理していない”と判断されるので、やる意味がありません。
うなじや背中は施術前に、エステティシャンが処理してくれるので、触らなくても大丈夫ですよ。
脱毛サロンのシェービングサービス!使いやすいのはどこ?
自己処理なんてキレイに剃る自信がない!
そもそも手が届かないから無理だし!
そんな時に有効活用してほしいのが、脱毛サロンの「シェービングサービス」です。
プロのエステティシャンが丁寧に処理するので、お肌を傷つける心配はありません。
各サロンのシェービングサービス内容について、対応範囲や料金、その他の条件を表にまとめました。
一番使いやすいサロンをチェックしておきましょう!
脱毛サロン別 シェービングサービス内容
キレイモ | 無料 (※) |
全部位対応 |
---|---|---|
エタラビ | 無料 | VIOは× |
脱毛ラボ | 有料 1回1,500円 |
背中、Oラインは無料で対応 |
ミュゼ | 避けて照射 | うなじ、背中、Oラインは対応(無料) |
銀座カラー | 避けて照射 | 手が届かない部位は対応(シェーバー持参) |
※回数パックプランに限る
上の表を見ると、キレイモのシェービングサービスが一番使いやすい事がわかると思います。
その他のサロンでは、VIOは対応しない、手が届かない部位以外は避けて照射と、なかなか厳しい条件があるので、自己処理が苦手な人はキレイモを選んでおくと安心ですね。
「全く自己処理しない」のはマナー違反!
うなじや背中、VIOラインのシェービングはサロンに任せるべきですが、無料サービスだからといって全部位の処理をエステティシャンに丸投げしないでください。
サロンで全身のシェービングをすると、かなりの時間がかかってしまい、後のお客さんの迷惑になるので、できる範囲の自己処理をしてからサロンに行きましょう!
あくまで“剃り残し部分のシェービング補助”として考えておいてくださいね。
家庭用脱毛器を使って全身脱毛するのはアリ?
結論から言うと、家庭用脱毛器を使った全身脱毛はオススメしません。
「見えない部位」や「手が届かない部位」は自分で処理できないため、結局はエステサロンへ行く羽目になります。
単部位脱毛は割高なので、最初から全身脱毛コースを選んでおいた方がコストパフォーマンスは良いですね。
例)自分で処理できない“うなじ”、“背中”、“Oライン”の料金(1回分)
脱毛ラボの単発脱毛をすると…
うなじ3,980円+背中11,960円+Oライン3,980円=3部位で19,920円
これに、家庭用脱毛器の本体価格(ケノンだと約70,000円※)がプラスされます。
※「センスエピ」という20,000円台のリーズナブルな家庭用脱毛器もありますが、パワーが弱いので光を当ててもすぐにムダ毛が復活してしまいます。
脱毛サロンと同じくらいのパワーが出る「ケノン」を使用した時の料金を例に挙げました。
これなら、キレイモで月額9,500円の全身脱毛をする方が安上がりですよね。
(キレイモは2ヶ月通うと全身脱毛1回分が完了するから19,000円でOK!)
また、家庭用脱毛器は光の強度調整が難しいため、肌荒れの危険性があります。
脱毛器ケノンを使うたびに火傷します。体中あちこち火傷跡だらけです。
(yahoo知恵袋より)
手頃な値段でエステティックサロンと同様の効果が得られると謳う商品もあるが、消費者センターには「かぶれた」「腫れた」などのトラブル相談が多く寄せられている。なかには色素沈着して医師に「治療が難しい」と診断された人もいるとか……。
(日刊SPA!より)
実際、このような肌トラブルに見舞われている人が多いので、家庭用脱毛器を使った全身脱毛は止めておきましょう!
安全に脱毛したいのなら、サロンのエステティシャンに任せるのが一番です。